婚活中に、レストランやカフェで食事をする機会って多いですよね。
デートで遊園地などに行けば、入場料がかかります。
婚活をすると、色々な費用がかかるのです。
一般的には「デートにかかった男が全額支払うべきだ」という意見が多いようですが、最近は「割り勘にすべき」との声も聞かれます。
なので、結局どちらにするのが正解なのか分からず、迷ってしまう方は多いと思います。
この記事では、婚活のデート代・食事代をどうしているのかの実態や、デート費用に関する男女の本音をご紹介します。
また、デート代・食事代のスマートなおごり方や、おごってもらった際の上手な返し方、割り勘にしたい時に割り勘の流れに持っていく方法についても解説していきます。
婚活の時に費用の支払いで毎回困ってしまう方は、ぜひ参考にしてください。
婚活のデート代・食事代はどうしてる?
婚活中にかかったデート代や食事代をどうしているのか、その実態に迫ってみます。
男性の場合
昔は、デート費用や食事代は男が全て払うべきだと言われていました。
女性の分も支払うのが常識という考えだったのです。
そして、「女性の分まで全部支払ってあげるのが漢だ」と思っている男性が多く、自分の経済力を誇示するように、自ら進んで女性の分のデート費用も支払っている男性が多かったように思います。
しかし知り合いの男性たちの話を聞いてみると、最近の男性の意識は昔とは大分変っているようです。
ある男性は、「とりあえず自分が全部払ってあげる」と言っていました。
しかしポイントなのが、あまり乗り気では無さそうなところ。
「仕方がないから……」という感じで、本当はあまり払いたくないのに支払っているという感じです。
他の男性にも訊いてみたところ、「お金ないんだけど、仕方ないよね」と、これまた乗り気ではなさそうでした。
そして、「1回目のデートだけはとりあえず払うよ」と言っていました。
つまり2回目以降は、ケースバイケースということです。
女性の場合
私の場合は、男性側が全額払ってくれるケースが半分、割り勘が半分です。
10年前に婚活していた時は、もう少し支払ってくれる男性が多かったのですが、最近では「割り勘でもいい?」と事前に確認されるという場合もあります。
現代は「デートで割り勘なんて普通だよ!」という女性が増えてきています。
男女平等についてメディアで騒ぎ出した頃から、女性側の意識が変化したように思います。
「女性も自立しているのだから、デート代や食事代くらいは自分で払います」というスタンスの女性が多くなってきたのです。
私の周りの婚活中女性はみんなそんな感じで、男性から奢ってもらうことを恥とするような風潮すら感じられます。
そのため私は、男性に「割り勘でもいい?」と言われたら、「はい」と答えるようにしています。
でもやはり、「僕が全部払うよ」と昔ながらの台詞を言ってくれる男性もいます。
【本音】婚活のデート代・食事代はどうしたい?
表向きの実態については分かりましたが、男女それぞれの本音は一体どんなものなのでしょうか?
男性の場合
知り合いの男性からとてもよく聞く本音は、「可愛い女性なら全額支払う。そうでないなら割り勘にする」というもの。
やはり男性は女性の外見を重視するのか、見た目が良ければ全部奢ってしまうようです。
可愛い女性はお得ですね。
また、「脈ありだと思ったら全額支払う」というものもよく聞きます。
知り合いのある男性は「経済力を見せつけて、脈ありの女性を確実にゲットしたいから」だと言っていました。
確かに、変なところでケチると、せっかくの脈アリの相手が逃げてしまうかもしれませんからね。
男気を見せるべきところで見せておけば、女性からの好感度は上がるでしょう。
「どうしても結婚に話を持っていきたいので、仕方なく支払う」と言っている男性もいました。
結婚に焦っていない人なら、「じゃあ割り勘で!」と気軽に言えるのかもしれませんが、焦っている人には割り勘なんていう選択肢は残っていません。
女性の気を引くために、お小遣いを削ってでも全額奢ってしまうようです。
女性の場合
女性側の本音は、「出来るだけ男性が全額支払ってください」です。
男女平等、女性の自立……そんなのはまやかしです。
女性は男性と比較すると、年収が低い傾向にあります。
特に40代になるとそれは顕著で、男性は課長や部長というようにどんどんと出世していくのに、女性はいつまでたっても平社員やチーフのまま。
女性の契約社員だって沢山います。
私が以前働いていた職場の契約社員は、50名中47名が女性でした。
つまり、女性よりも男性の方が良い役職に就いている可能性が高く、正社員でお給料も高いことが多いのです。
そんな現状を見ていると、「デート費用くらい、男性が全部払ってよ」と思ってしまうのです。
デート費用のうち、宿泊などが絡んでくるなら、宿泊費用くらいは女性側が負担してもいいと思います。
でも、レストランでの食事代くらいなら支払ってほしいです。
2000円未満の飲食代を割り勘にされると、「こんなケチな男とは付き合っていられないわ」と思ってしまいます。

デート代・食事代のスマートなおごり方
女性の本音は「出来るだけ全額奢ってほしい」です。
男性がスマートに奢る方法を、女性目線で解説します。
伝票を真っ先に受け取る
店員が席に伝票を持ってきたら、男性が真っ先に受け取り、金額を確認するようにします。
この時、値段を敢えて言わないのがポイントです。
値段を言ってしまうと、女性には「この半分を支払え」というように聞こえてしまうこともあるからです。
伝票を受け取ったら、支払う直前まで手元で保管しておき、店を出る時に伝票をレジに出してそのまま全額払います。
そしてそのまま「じゃあ行こうか」と言って店を出れば、スマートに奢ることが可能です。
店を出たタイミングで、女性が「割り勘の予定でいたのに」と言ってきたとしても、それが本音か嘘かはわかりません。
しかし女性が本当に割り勘をしたがっていたとしても、「あれくらい、奢りでいいよ」と軽く流しましょう。
女性は伝票を見ていませんから、奢ってもらった合計金額を知りません。
たとえ少々お高かったとしても、本当に安かったのだとしても、女性はきっと男性に感謝するでしょう。
そして、割り勘派の女性は、「本当に安かったかもしれないから、今回くらいは奢ってもらってもいいかな」という気持ちになります。
女性に罪悪感を持たせないというのも、デキる男の義務です。
カードや電子マネーで支払う
カードや電子マネーで、素早く支払う方法もお勧めです。
「じゃあ、そろそろ行こうか」と立ち上がってレジまで2人で行き、カードをスッと出します。
カードなら短時間で支払いが済みますし、女性側に「自分の分は自分で支払います」という台詞を言わせる隙もありません。
気が付いた時には支払いが完了しているというわけです。
女性に席の確保をお願いする
ファーストフード店などの先払いの店で食事代を奢る場合は、女性に席の確保を頼むようにしましょう。
女性が頼みたいものを入店前にあらかた確認しておいて、「じゃあ席の方、お願いするよ」と言って、男性が注文と会計を済ませてしまいます。
そうすれば女性が席で待っている内に、面倒な注文も会計も全部終わってしまうのです。
しかもファーストフードはそこまで高価じゃありませんから、ほとんどの女性は「それくらい全額奢ってよ」と思っています。
ファーストフード店であれば、必ずこの方法で攻めましょう。
奢ってもらった時に印象が良くなる返し方
奢ってもらった時に、男性にお礼を言わないといけませんよね。
どんな返し方をすれば印象が良くなるのかご紹介します。
素直にありがとうと言う
一番無難なのは、ストレートに「ありがとうございます」とお礼を言うという返し方です。
お礼を言われれば、少なくとも悪い印象は持たれません。
ただし、あまりにもあっけらかんと「ありがとう!」と言ってしまうと、“奢ってもらって当たり前”という態度に見えてしまい、逆に印象が悪くなります。
お礼を言う時は、落ち着いた声で「ありがとうございます」と言い、軽く頭を下げるようにしましょう。
申し訳なさそうにする
「ありがとうございます」と伝える際に、奢ってもらって申し訳ないという気持ちも一緒に伝えるという方法です。
「申し訳ありません、奢ってもらっちゃって……」という風に言葉にするのもいいですし、表情や仕草で申し訳なさをアピールするのも有効な方法です。
男性を上目遣いで見ながら「奢ってもらっちゃって、ありがとうございます」と言うだけで、申し訳なさを伝えることは十分に可能です。
お財布を出す仕草をする
全額奢ってもらった後、お礼を言う前に、お財布を出す仕草をしてみましょう。
つまり、「まとめて払ってもらったけれど、あとで割り勘にする」スタイルに一旦持って行くのです。
あくまで自分は奢ってもらう意思はなく、最初から割り勘にする予定だったのだというアピールをします。
しかし支払い後のタイミングでそんな仕草をされて、そのまま割り勘に持って行く男性はほとんどいません。
「今回は奢りだよ」と言ってくれることが多いでしょう。
その一言があった後に、「そうなんですか?ありがとうございます」と笑顔で返せば、「割り勘が当然だと思っている自立した女性」感を出すことが出来て、男性への印象はとても良くなるはずです。
LINEでも重ねてお礼を言う
奢ってもらった直後だけでなく、デート後にLINEでもお礼を言うことを忘れないようにしましょう。
男性としては、その場でお礼を言われただけでも十分かもしれませんが、さらに重ねてお礼をメッセージで言われたら、もっと印象が良くなるはずです。
メッセージの場合は、「奢ってくれてありがとう」よりも「デート代を出していただいて助かりました。ありがとうございます」のように、もっと丁寧な言葉遣いにした方が、デキる女アピールが出来ると思います。
デート代・食事代を自然に割り勘にする流れ
デート代や食事代を、どうしても割り勘にしたい時ってありますよね。
そんな時はどのようにすれば割り勘の流れに持っていけるのか、方法を解説します。
「僕がとりあえず払うよ」と言う
レストランでは、全ての注文が終わると、伝票がテーブルに置かれます。
それを男性がまず見て、「○○○円か」と言った後、「とりあえず僕が払っておくね」とサラリと伝えましょう。
「とりあえず払っておく」ということは、つまり後で女性からも払ってもらうということになります。
サラッと言い放たれてしまえば、女性は「はい、お願いします」と答えるしかありません。
女性に支払いを任せる
女性にまず全額支払ってもらい、後から男性側が代金を支払うというのも、割り勘のテクニックです。
「そろそろ店を出ようか」と言って立ち上がり、歩きながらカバンの中を探り、「あれ、財布が見つからない」というふりをします。
そこで「とりあえず君が支払っておいてくれない?」と言うのです。
もうレジに向かっていますから、財布が見つからないのであれば支払いに間に合いません。
女性は「じゃあ私が払っておくね」と言うしかありません。
そして女性が支払いをした後に、「あ、財布見つかったよ」と言い、女性にお金を渡しましょう。
この時に、奢ってもらう気満々だった女性は「え、全額奢りじゃないの?」と驚いてしまうかもしれませんので、完全な半額ではなく、男性の方がちょっと多めに支払うのもポイントです。
もし飲食代が合計で5,000円だったら、3,500円くらいは出した方が良いと思います。
高い店だけ男性が払う
1回のデートで支払いをする機会って、何回もありますよね。
その時に、支払金額が高いお店の場合は男性が払い、安い店は女性が払うという方法もあります。
お店での支払いごとに割り勘をしていると、お金のやり取りだけで疲れてしまいます。
そして、割り勘の話題になるたびに、女性は「この割り勘男!」と思ってしまい、印象がだんだん悪化していくことでしょう。
でも、「値段の高い店は僕が払うから、それ以外の時は君が払ってくれ」というルールを決めておけば、デート全体で自然と割り勘が出来るようになります。
面倒な計算をしなくてもいいので、デートがスムーズにいくという利点もあります。
値段がいくらくらいの時にどちらが払うのかを明確にし、しっかりとルールを決めておきましょう。
例えば4,000円以上の店であれば必ず男性側が支払う、などです。
もし、安い店が連続してしまった場合は、女性が何度も支払うことになり、女性側の出費が多くなってしまうというケースも考えられます。
それを避けるために、「女性側が支払ったら、その次は必ず男性が支払う」というルールも作っておきましょう。
基本的には、男性側が少し多めに支払うのが当然だという考えがベースになっています。
しかし女性側もしっかり支払っていますので、お互いに不満が溜まりにくい割り勘方法です。
まとめ
デート代や食事代の奢り方や奢られ方、上手な割り勘の方法などをご紹介しました。
デートの相手によって対応方法が変わってきますので、この記事をしっかり読んで、いざという時にすぐに活用出来るようにしてください。