結婚したら自分の時間はなくなるの?趣味や一人の時間を確保するためのコツ

結婚 自分の時間

これまで自由気ままに過ごしてきた独身生活。
結婚したら、大好きな人と毎日一緒に居られる生活。

でも、そのうち気づくんです「自分の時間がない……」と。

これまで育ってきた家族とは、またちょっと違う関係性のパートナー。
既婚者の私からしても、毎日一緒だと妙に気疲れしたり、息苦しいなって思う時もあります。
夫婦でも自分の時間は確保したいですよね。

そこで、実際私がパートナーと喧嘩にならないように、自分の時間を確保した方法や、逆に相手から「自分の時間が欲しい」と言われた時の対応の仕方まで、詳しく紹介します。

結婚しても自分の時間が欲しい人はどれくらいいる?

どんなに仲良しな夫婦でも、1人で過ごす時間は大切にしたいものです。

食事や就寝時間など、家族だからこそ一緒に楽しく過ごせる時間は大切に思いますが、プライベートな事に関しては人それぞれ違います。

お互いの趣味が違うことや、好きなTV番組や好きな映画、インドア・アウトドア派、落ち着く時の環境、ストレス発散方法など、それまで生きてきた環境が違う分、気持ちの持っていき方も違うのは当たり前ですよね。

それでは、結婚して自分の時間が欲しいと考えている人は、どれくらいいるのでしょうか?

マイナビウエディングが既婚男女319人に「プライベートな時間の中で、1人になりたいときはありますか?」というアンケートを行なっています。

結果は

  • はい(55.8%)
  • いいえ(44.2%)

約半数以上の人が「はい」と答えています。

参考:結婚したってひとり時間がほしい! 4割が「家族が寝たあと」の時間を利用

私も同意見ですが、結婚しても自分の時間が欲しい人の割合は、かなり多いんですね。

私は多趣味でその趣味に熱中してしまうタイプなんですが、夫はほとんど趣味を持たず、唯一好きなものは、ゲームくらいでした。
でも、新婚当初は、私に気を使ってか、ほとんどゲームはしていなくて、私との時間を大切に過ごしてくれました。

しかし、かなり私に合わせてくれていたようで、そのうち体に原因不明の湿疹が出るようになりました。
その時は原因がわからなくて、皮膚科をはしごしたりすごく心配しましたが、後でストレスだと気が付いて、こう思ったんです。
「自分の時間を与えてやって、ストレスを溜めないようにしてやろう」って。

私だって、人を気にせず自分をさらけ出したいって思う時があります。
それは結婚してからも同じで、きっと相手も同じ考えなんだろうと、そう思ったからです。

結婚したら自分の時間はなくなる?

男女間の考え方や、自分の育ってきた家庭環境によっても違うかもしれませんが、結婚したら自分の時間はなくなるものでしょうか?

女性の場合

まず女性の視点で考えると、仕事をしているかいないかでも、かなり変わってきますね。

仕事をしている場合は、仕事場までの道中で、ふらりとカフェに入ってみたり、軽くショッピングなんかも出来ます。

専業主婦の場合は、夫が仕事に出かけて帰ってくるまでは、自分の時間として使えますね。

しかし、ここに子どもがいる場合は、少し違ってきます。

仕事をしている場合は、仕事場までの道中は子どもの送迎が入ることが多いですし、専業主婦だと、保育園に預けることが出来ず、1日中育児に追われるということも。
休日は子どもがいる場合は、どうしても手が入りますから、自分の時間は取りにくいかもしれません。

男性の場合

では男性はどうでしょうか。

男性はほとんどの人が仕事をしていると考えます。
仕事が終わると、家には電気がついていて、家族がいる生活ですね。

これが幸せと考えることが、世間一般だと言えますが、やはりそれが苦痛だと思う方もいるでしょう。

特に男性は、「めいっぱい遊んでから結婚する」という声も聞きますし、それはやっぱり、「結婚したら自分の時間がなくなる」という考えからくるのだろうと思います。

仕事の帰りに、同僚などと「ちょっと一杯」と飲みに行くことは、自分の時間にはならないかもしれませんが、そういうことすら、結婚するとどうしても遠慮してしまう傾向があります。

自分の部屋があるかないかでも変わってくる

そして、自分の部屋を持っている方も少ないかもしれませんが、その有る無しでも、「自分の時間がない」と考えるか、そうでないかの違いが出るのかなと思います。

私の場合は、夫婦二人だけの時は、パートタイムの仕事をしていたので、夫が仕事から帰ってくるまでの約3時間は、自分の時間がありました。

当時ハマっていた韓流のネットサーフィンに熱中したり、好きな音楽を聴きながら読書したり、そんな時間がストレス発散になっていました。

しかし子どもが産まれてからは、家事と育児に追われ、自分時間はほぼ無い状態で、たまに家族が寝た後に少しだけ自分へのご褒美タイムを楽しんだ程度です。

ご褒美タイムとは、好きなスイーツを食べたり、溜めこんでいたドラマを見ながらビールを飲んだり、足つぼマッサージしたり。

短時間でも、私にとっては、本当にホッとできるひと時でした。

時間がなくなるというよりは「自分の時間を作る必要がある」

自分なりに思うんですが、結婚したらパートナーへの気遣いがあり、子どもが産まれたら、親であるための自覚が芽生え、自分の時間を過ごすことへの罪悪感みたいなものが、現れるのではないかなと。

みんな時間は共通にあるわけで、その限られた時間をどんな風に仕分けて行くか、ということなんですよね。

だから、自分の時間がなくなるという見方ではなく、自分の時間を作る作業が必要になるということです。

そこで、結婚しても自分の時間を楽しく過ごし、自立した夫婦となるためにはどうしたらいいのか?
思い通りならなかったり、失敗を繰り返しながらも気づいたことを、私なりに次項で簡単にまとめてみました。

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結婚後も自分の時間を確保するための3つのコツ

理想の夫婦像とは何でしょう?

私は「妻は家を守って夫を支え、夫は仕事をバリバリ頑張り妻を助けて家庭を守る」というのが理想でした。

でも、その結果、夫は妻への気疲れでストレス性の皮膚炎を患ってしまったのですが……。

そもそも、理想の夫婦像を設定してしまうと、自分の時間がなくなるばかりではなく、かなり窮屈な生活となってしまいます。

そこで、「結婚後も自分の時間を確保するための3つのコツ」を紹介します。

お互いを管理しない

結婚すると相手の全てを把握しようとしてしまいます。
いわゆる束縛というもので、特に男女問わず、離れている間も全部知りたいと考えるタイプだったら要注意です。

私もそうでしたが、結婚したらパートナーは自分のものだと勘違いしちゃうんです。
全てを知っていることが愛情だと、間違った考えを持ってしまうと、ちょっとでも知らない事は不信感になってしまいます。

そこで、気づいたことは、「自分の管理は自分でする」
これが一つ目の自分の時間を確保するためのコツになります。

もちろん夫婦ですから、スケジュールを知らせることは大事です。
ただ、問い詰めるような会話になると、不穏な空気になるので、うちの場合は、お互いのスケジュールをホワイトボードに貼るようにしています。

子どもが産まれてからは、幼稚園の行事など、前もってスケジュール調整が必要になるので、きちんと確認を取るようにしていますし、急な用事なども、前もってお互いのスケジュールがわかれば対応がしやすくなります。

まずは自分のスケジュール、そして次がパートナーと考えると、お互いの拘束感がなく、自分の時間も取れますよ。

家事分担などのルールを作らない

共同生活など、集団の生活になると、何かとルールを作りがちです。
でも、お互い仕事をしていたり子どもがいる場合は、出来ない日もあります。

例えば、夕食の準備やお風呂掃除、朝のゴミ出しなど。
ルールを作ってしまうと、パートナーが出来なかった時、どうしてもイライラしてしまって、喧嘩のタネになります。
私も「出来る人が出来る時にする」という方式でやりましたが、とても上手くいきましたよ。

朝のゴミ出しは、出来る方がするというルールにしたら、けっこう夫がしてくれましたし。
ご飯の準備はほとんどは私がしましたが、どうしても作りたくない時は、夫に任せてみたり、即席ラーメンの時もありました。

無理して頑張らずに、外食にしたりと臨機応変に、その時その時でお互いの意見を聞くと、案外すんなり対応出来ます。

毎日という枠は作らずに、柔軟に対応出来るように、パートナーと話し合いをすると、自分の時間も確保しやすくなると思います。

1人で居られる場所作り

どんなに好きな相手でも、必ず一人になりたい時間はあります。
好きな映画を観たいとか、読書をしたいとか、ゲームを思う存分したいとか。

そんなときは、部屋の一角でもいいので、1人で自由に出来る空間作りをしてみてください。

我が家の場合、結婚当初子どもがいない頃は、市営団地に住んでいたので、寝室とダイニング以外の2部屋で夫はゲームをしたり、私はPCを置いてあるダイニングで過ごすことが多かったです。

狭い部屋なので、相手の様子は何となくわかりますが、見えているわけではないし、自分の好きな事を出来る空間があるというだけで、とても癒しの時間となります。

その後夫の両親と同居し、子どもが産まれてからは、2階が私達家族の生活スペースになったので、何かに没頭したい時は、寝室に行くようにしていました。

もちろん寝室に行ったからといって、完全に1人になることは出来ません。

子どもはどこまでもついてきますし、同居家族の行動も気になるところですが、子どもが寝てからは、小さな明かりをもとに読書したり、居間へ移動して夫とTVを見たり、ビール飲んだり、夫と同じ部屋にいてもお互い自由にしていました。

家族が増えると一緒に居ても気にならないということもあるので、特に1人で居る場所を作る必要はないですが、必要な方はパートナーや家族と相談しつつ、自分が落ち着ける場所を探す、または作ってみください。

パートナーに自分の時間が欲しいと言われた時の対処法

では、自分はそうでもないけど、パートナーに自分の時間が欲しいと言われた時は、どうしたらいいでしょうか。

もし、突然そんなこと言われたら、私ならショック受けますね。

とっても距離を感じてしまうし、「私のこと嫌いになったの?」って、たぶん聞いてしまいます。

だから、やっぱり「話し合い」が大切になりますし、自分に置き換えると、決してわがままとか嫌いだからというわけではないこともわかります。

息抜きは誰でも必要です。
それに、正直に自分の気持ちを伝えてくれるということは、それだけ信頼されているということ。
自分をごまかしたり、我慢したりしてストレスを溜めたり、嘘をつくより、正直に面と向かって意見を言ってもらえる方が、優しさを感じます。

と、ここまでは、言われた時の自分の気持ちの整理の仕方について述べましたが、実際パートナーに言われた時の対処法としては、どんなことが出来るでしょうか。

夫に一人になりたいと言われた場合

私の場合は、平日であれば、お風呂の時間を長くしたり、先に寝たりします。
休日は、子どもを連れだして外出したり、お菓子作りなどでキッチンに籠ったりします。

好きな趣味に笑顔で送り出すとか、部屋でごろごろゲームしていても、気にしないとか……。
何だかたったこれだけのことでも、相手を尊重する心が、愛情も深めていくし、絆も深まっていきます。

妻に一人になりたいと言われた場合

ここまでは私の経験や女性目線での考えでしたが、逆に、妻から夫へ自分の時間が欲しいと言った場合はどうでしょう。
やっぱり男性も私のように、何か疑いが出るのでしょうか?

子どもがいなければ、ちょっと寂しいと感じる部分もあるかもしれませんが、子どもがいる場合は、妻が日頃育児と家事を頑張っている姿を知っているので、きっと自分の時間を作る助けをしてくれます。

例えば、「ちょっと仕事してくるわー」と外出してくれたり、「大好きな雑貨屋さん行って来たら?」なんてお小遣いくれたり、部屋の一角で「話しかけないでね」オーラを出しながらゲームをしてくれたり、子どもを公園に連れ出してくれたり。

お互いの毎日の日課やお互いの性格を理解出来ていれば、素直に気持ちを受け入れることは出来るものですよね。

妻である前に、1人の女です。
世の男性は、自分の好きな女性には、いつまでも綺麗でいてほしいでしょう?

そして、1人の女である前に、1人の人間です。
そう考えると、自分の時間が欲しいと言われたら、深い愛情と信頼感で受け入れるのがベスト。

しかも、相手に自分の時間が欲しいと言われたら、素直に受け入れると、必然的に自分もフリーな時間が出来ることになります。

子どもがいる場合は、友達や親を頼りにしてもいいんですよ。
そうやって、お互いを認め合って、自分の時間を大切にしていきましょう。


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更新日時:2019年5月2日(木) 06:40

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