「婚活はつらい!」婚活で精神的に病む原因と対処法

婚活 つらい

今や、多くの人が理想の結婚相手を見つけようと婚活をしています。
しかし、実際の婚活ではうまくいかないことも多く、ストレスが溜まり、精神的に病んでしまう人もいるでしょう。

「早く結婚したいのに、婚活がなかなかうまくいかない」
「長年婚活をしているのに、思うように結婚に結びつかない」
「婚活で疲れてストレスが溜まり、精神的にしんどくなってきた」
「婚活で精神的に病んだ時、どう対処したらいいかわからない」

このような気持ちを抱えながら、婚活を乗り越えようとする人に向けて、今回の記事ではつらい婚活で精神的に病む原因とその対処法についてご紹介します。

婚活がつらいと思う人はどれぐらいいる?

では、実際に婚活がつらいと思っている人はどのくらいいるのでしょうか。

婚活疲れ
引用:「ネット婚活」で皆さんが感じていることは・・・?|婚活総研

2017年に発表された婚活総研の調査では、調査した婚活会員の中で「婚活疲れを感じたことがあるか」の質問に71%の人が「はい」と答えていると報告しています。
この調査は、ネット婚活をしている人が対象となっていますが、今や多くの人がネット婚活をしており、そのうち7割が疲れているというのは驚きですね。

婚活疲れ 時期
引用:「ネット婚活」で皆さんが感じていることは・・・?|婚活総研

さらに、婚活疲れを感じた人の中で、「婚活をしているどの時期に婚活疲れを感じたのか」の質問には、287名のうち154名(約54%)が、婚活を始めて3ヶ月未満で疲れを感じたとしています。

婚活疲れを感じた理由に関しても、287名中178名(約62%)が「なかなか相手がみつからない時」となっています。

この結果を見ると、婚活を始めた時に婚活に対する期待度は高いものの、婚活スタートから割と早い時期(3ヶ月未満)に、婚活をしても結婚相手がなかなか見つからない現実に直面し、いわゆる「婚活疲れ」を感じる現状がわかります。

男性が婚活をつらいと思う原因

さてここからは、男女別に婚活をつらいと思う原因をみていきましょう。

交際や結婚を断られることで自信がなくなる

男性が婚活をつらいと思う原因に、交際や結婚を断られることで徐々に自信をなくしてしまうことがあります。
特に、真剣に婚活を始めるまで、女性との交際経験が浅いか、ほとんど無いという男性はなおさらかもしれません。

やはり結婚前にどれだけ良い付き合いや結婚を前提とした付き合いが出来るかで、女性も男性を判断します。
それに場慣れしていない男性だとやはり時として婚活は厳しいものになるでしょう。

婚活にゴールや期限が設けられない

婚活には、ゴールや期限が設けられず、いつまで婚活を頑張ればいいのかわからないといったことも婚活疲れを引き起こす原因になります。

会社で働いている男性なら、多くの仕事には目標や期限があり、それに向かって計画立てて仕事をすれば必ずある程度の成果を得ることが出来ます。

しかし、婚活には相手がいる以上、自分だけの目標や期限を達成すればいいというものではありません。
特に婚活がうまくいかない時期が続いてしまうと、先の見えない不安に襲われることもあるでしょう。

独身だと社会的な世間体が保てないという焦りの中で婚活をしなくてはならない

男性が婚活をする目的は、もちろん愛する女性と出会い結婚することです。
しかし、日本の企業や社会で働く男性の多くは、独身だと社会的な世間体が保てないという社会的通念の中で焦りを感じながら婚活する人もいます。

確かに以前に比べれば、独身でいることに寛容になってきたとはいえ、やはり「男性は結婚してこそ一人前」という古い考えを持つ人もいます。
特に会社において、そのような世間体を重視する場所で働く人にとっては、結婚して一人前となることが、その後の仕事や出世に影響することもあるでしょう。

両親からのプレッシャーがつらい

家族の中で自分が長男という立場の男性は、特に両親から早く結婚をするようにプレッシャーをかけられることがつらいという人もいます。

確かに、これからの一家の大黒柱として早く結婚をして家庭をもち、孫の顔を早く見たいという親の気持ちもわかります。
しかし、いくら婚活で頑張ったとしても、相手が見つかり、かつその女性と結婚出来るかは自分だけでは決められないのです。

そんな婚活の状況を知らずに、両親はどんどんプレッシャーをかけてくるような状況は、考えただけでも苦しくなりますよね。

婚活・デート費用がかかる

婚活をするのには、お金がかかります。
結婚相談所を利用する、またはネット婚活を利用するにしても、相性の良い女性が見つかったとしても、すぐに結婚するわけではありません。
結婚相手としてお互いを見極めるための交際期間は必要です。

その交際期間のデート費用がかかるというのも、婚活がつらいと男性が感じる理由の一つです。

女性とのデートでは、どうしても男性の方が金銭的に負担が多くなるのは仕方がないことです。
しかし、婚活中にいろいろな女性とデートを重ねるごとに、その金銭的負担も大きくなってしまい、それが精神的な負担に結びついてしまうといえます。

条件がマッチせず相手がなかなか見つからない

理想の結婚相手の条件に合った女性がなかなか見つからないことも、婚活疲れを招く要因です。

どんなに早く結婚したいと思っていたとしても、女性なら誰とでも結婚してもいいというわけではありませんよね。
見た目や性格、仕事を続けるのか、子供が欲しいのかなど、結婚相手に求める譲れない条件はあるはずです。

しかし、それらの条件を満たし、かつ自分のことを結婚相手の候補として見てくれる女性に出会うのは考える以上に難しいことなのです。

男性を見る女性の目が想像以上に厳しい

理想の相手と結婚したいと思う気持ちは、女性も同じです。
しかし、婚活で目の肥えた女性ほど、結婚相手となる男性を見る目は想像以上に厳しいことがあります。

その厳しい目にさらされて、自分が結婚相手になるかどうかをジャッジされ、落とされていくのが精神的に厳しいと思う男性もいます。

それが1回や2回ならまだしも、何回も続いてしまうと、やはり男性が受けるショックも大きくなっていくでしょう。

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女性が婚活をつらいと思う原因

では一方で、婚活をする女性がつらいと思う原因はどのようなものがあるのでしょうか。
順に見ていきましょう。

婚活が長引くほど、婚活市場でどんどん売れ残っていく

婚活をする女性は、その婚活をする期間が長引くほど、年齢を重ねていくため、婚活市場でどんどん売れ残る可能性が高くなっていきます。
そうならざるを得ない状況に、女性は婚活へのつらさを感じます。

男性なら、例えある程度婚活期間が長くなったとしても、女性に対する条件を変えていけば女性に出会う確率はまだ維持出来る部分もあります。

しかし、女性は年齢が上がると、自分の理想の相手の条件の幅がどんどん狭まるのと、年齢が高い女性と結婚したいと思う男性がどうしても少なくなる傾向があるので、より婚活が厳しくなっていくのです。

妊娠・出産適齢期との戦いがある

特に妊娠や出産適齢期を過ぎた30代半ば以降の女性は、妊娠や出産が安心して出来るリミットを考えながら婚活に挑まなくてはいけません。

もちろん、将来子供は欲しくないという女性は別です。
しかし、子供を持ちたいと強く願う女性にとっては、妊娠や出産がしやすい時期までに結婚をする必要がどうしても出てきてしまうのです。

年齢を重ねる自分と、でも婚活がうまくいかない自分の両方にとらわれてしまい、時に精神的に追いつめられてしまうこともあるかもしれません。

相手に依存してしまい付き合いが結婚まで至らない

結婚をしたい気持ちがあまりに強いがために、せっかく出会った男性との付き合いがうまくいかず、結婚までなかなか至らないというつらさを感じる女性の少なくないでしょう。

先ほど述べたように、女性は妊娠や出産の適齢期がある分、男性より結婚するまでの時間のリミットにとても敏感です。
そのため、少しでも結婚出来る可能性のある男性に出会うと、必死にその男性にしがみつこうとします。

いずれ、それは相手に対する依存となり、相手もそんな女性の行動が負担になり、結局は交際が破綻してしまうことも往々にしてあるのです。

婚活を続けるとどんどん理想が高くなり妥協が出来なくなる

婚活を続けるほど、結婚相手に対する理想が高くなり、余計に結婚が遠くなるのも女性が婚活で抱えるつらさです。

男性に比べると、女性の方が相手に対する理想は高く、人によっては結婚相手に求める基準がとても高くなってしまうこともあります。

本来なら、婚活が長引くほど、相手に求める条件も柔軟に変えていく必要があるのに「ここまで婚活を頑張ってきたのだから妥協は出来ない」と、自分の理想を変えることが出来ないのです。

年齢とともに婚活市場での自分の評価が下がっていくのを感じる

「婚活で何とか頑張って、理想の男性と結婚したい」と思っても、よほどの条件が揃った女性でない限りは、それほど婚活で理想の相手に出会うのは簡単ではありません。

そうこうしているうちに、年齢も重ね、婚活を始めた年齢が若い時よりも、男性に出会う機会が少なくなってきます。

そこで初めて、婚活市場での自分の評価が下がっているのを感じるのです。
その現実に直面した時、女性が受ける婚活のつらさは、人によっては耐えがたいものになるでしょう。

理想の男性はもういないと気づいた時

頑張って婚活をしてきても、結局理想の結婚相手がいない、またはとても出会いにくいことがわかった時も、女性は婚活をとてもつらく感じるかもしれません。

婚活を始めた当初は、理想の男性がいるかもしれないと淡い期待を持っていたでしょう。
しかし、相手に求める条件を臨機応変に変えられなかったり、相手の男性を厳しく見すぎてしまったりして、出会いのチャンスを逃していくうちに、自分の理想の男性は既に他の女性に取られてしまい、結局誰とも出会えないという状況に陥ることもあります。

それに気づいた時には、時すでに遅しとなり、そこから理想の相手の条件を落としたとしても、納得出来る男性との出会いは難しいということもあるのです。

婚活でつらいと思った時の対処法

男性も女性も、婚活がつらいと思う原因はそれぞれですが、婚活がつらいからといって、無理に自分を追い込む必要はありません。

その時の状況に応じて、婚活でつらいと思ったらそれぞれ対処すればいいのです。

最後に、その対処法について紹介します。

婚活ではなく、一時的に友活や恋活から始めてみる

婚活に疲れたら、一旦婚活をお休みしましょう。
婚活を休んだら、結婚を前提にした出会いではなく、友達探しや恋人探しに一時的にシフトしてみるのです。

気分転換に自分の趣味を通じて、異性と出会える場所に出向いたり、共通の趣味を介した出会いの場に行ったりするのも良いでしょう。

案外、結婚に対するプレッシャーから解放されることで、心も楽になり、ふとしたところで意外な出会いがあるかもしれません。

理想の結婚相手の条件を変えてみる

「こんな人と結婚したい」と思う気持ちはわかりますが、その理想が自分にとって高すぎていませんか?
その理想の高さが、婚活での出会いを狭めている可能性があります。

その傾向があるなら、理想の結婚相手の条件をもう少し幅を持たせてみてください。

すると、これまで出会うことなかったタイプの相手と出会い、実はそこから交際が始まるなんてこともあります。

婚活をする期間を決める

エンドレスに婚活をすると、やはり先が見えない分、気持ちもつらくなります。

それならいっそのこと、婚活をする期間を定めるのも一つの対処法です。
結婚相談所でもネット婚活においても、半年なら半年、1年なら1年と期間を婚活に力をいれる期間を定めてみましょう。

すると、目標がある分、計画立てて集中して婚活に臨むことが可能になります。

本当に結婚がしたいのかもう一度よく考えてみる

どんなに努力をして最善を尽くしても、婚活ではうまくいかないこともあります。
結婚相手がいるからこその結婚ですから、自分の思いや行動だけでは、思い通りにならないこともあるのです。

そこで、本当は婚活が心底つらいと思っているのに、どうしても結婚したいからといって、ただ闇雲に婚活をしても、あなた自身がつらくなるだけです。
しまいには、精神的に本当に病んでしまうことだってあります。

そのように自分を追いつめる前に、もう一度自分は本当に結婚がしたいのかを考えることも大切です。

結婚だけが人生のすべてではありません。
冷静になって考えて、それでも結婚をしたい、婚活を続けたいとなれば、まずは自分の心身の健康を第一に考え、自分のペースで婚活を進めていくことをおすすめします。

まとめ

婚活をつらいと思う男女は多いですが、つらいと思う理由も様々です。

つらいと感じながら、ただがむしゃらに婚活をしていても、良い結果は出ません。
それなら、まずなぜ婚活がつらいのかを分析し、その原因に対する対策を取ることが婚活をよりスムーズに運ぶポイントになります。

まずは、精神的に自分を追い込むまで婚活を頑張るのではなく、自分のペースで婚活を頑張れる環境を作って、婚活に臨むようにしましょう。


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更新日時:2018年9月20日(木) 06:32

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