婚活をする際、結婚相談所を利用するのはちょっと勇気が要りますよね。
私もずっと結婚したいと思っていましたが、なかなか結婚相談所の利用まで踏み切れませんでした。
しかし、実際に結婚相談所を利用したところ、そこで今の奥さんと出会い、結婚することが出来ました。
その時の体験を記事にしたので、参考にしていただければ幸いです。
私の恋愛歴はこんな感じでした
初めての彼女は21歳の時
学生時代から全然もてなかった自分にまともに彼女ができたのは、21歳のときでした。
コンビニでのバイト先で知り合った大学生のKさん、同い年です。
Kさんは美人で自分とは不釣り合いでしたが、自分から猛アタックしてなんとか付き合うことが出来ました。
しかし、やっぱり無理があったんでしょうね。
数か月でフラれました⋯⋯。
他に好きな人が出来たらしいです。
どうやら年上の社会人の方のようでした。
29歳の時、素敵な女性に出会うも…
それから何人かの人とお付き合いらしきものをしていましたが、心から好きになれる人はなかなか現れず、気づけば29歳、結婚していてもおかしくない年齢になっていまいた。
そんな時に出会ったのが、会社の先輩の結婚式で知り合ったHさん、3歳年下です。
自分は新郎側の受付を頼まれていて、Hさんは新婦側の受付を頼まれていました。
結婚式当日、受付のところに行ってみると、おもいっきり好きなタイプの女性がいました。
初めて会った瞬間から、「ヤバい、好きになってしまう⋯⋯」
一目ぼれってやつですね。
結婚式の最中もHさんのことばかり気になってしまいました。
彼氏はいるのかな?
もしかして結婚してる?
でも指輪してないし、どうしたらお近づきになれるか?
なんて考えてばかりいて、先輩の結婚式なんて正直どうでもいい気持ちになっていました。
その後、2次会、3次会と参加してHさんも来ていましたが、そんなにお話できる機会もなく、連絡先も聞くことができず終わってしまいました。
彼氏がいるかさえ聞くことができませんでした。
何も出来なかった男にチャンスが訪れる
『何をやってんだ俺は!!』と悔やんでもくやみきれない状況の中、ひとすじの光明が⋯⋯!
二次会の企画も担当していた自分は招待状送り先リストを持っていたのです。
Hさんの連絡先が書いてある!!!
もう気持ち悪がられようとなんだろうと構うもんかと思い、Hさんにラブレターを書きました。
それから1週間、2週間⋯⋯
メールは来ない⋯⋯
返事はやっぱりない⋯⋯
ダメか⋯⋯
約3週間後、手紙が!!!
メールアドレスが書かれた手紙が!!来ました。
Hさんいわく自分は他の方を気に入っていたと思っていたので、Hさんに興味があったのが意外だったようです。
速攻でメールを送り、翌週デートの約束を取り付け⋯⋯という感じでお付き合いすることができ、4年くらい付き合って
⋯⋯フラれました。
自分は結婚したかったのですが、Hさんは結婚に興味が無かったのです。
結婚したいと思ったきっかけ
Hさんの事がとても好きだったので、単純にずっと一緒にいたいと思い結婚したかったのですが、相手が結婚に興味が無いとダメなんだなーと思い知らされました。
Hさんと別れてから、1年以上は引きずっていたかもしれないです。
やっと吹っ切れはじめると今度は一人でいることがすごく寂しく感じるようになり、まずは彼女をつくりたいという気持ちで婚活パーティーに参加するようになりました。
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なぜ結婚相談所を利用しようと思ったのか
婚活パーティーに参加するようになり、時々はカップリング成功してはいたものの、ほとんどが1,2回デートしただけで自然消滅的に終わっていました。
中にはお付き合いした方もいましたが、結婚したいという気持ちにはなれる人には出会えず、しかもその会社主催の婚活パーティーは実質女性が無料だったので、同じ人に何回も会うことがありだんだんと嫌気がさしてきました。
同時に婚活サイトも併用していましたが、こちらはほとんど実際に会えることもなく徐々に利用することも無くなっていきました。
30代半ばを過ぎてきた頃このままではいけないと思い、いろいろな会社の婚活パーティーを調べ、参加するようになりました。
その中でのちに入会することになる結婚相談所のパーティーに参加しました。
パーティーに参加は続けてみたものの、結婚につながる出会いは無く、パーティーに参加している女性の多くはそこまで結婚に真剣な気持ちを持っていない方が多いことに気づきました。
全員がそうではないのでしょうが、やはりパーティーは身元の確認もそこまでしっかりしていないし、女性は参加無料もしくは参加費が安い金額なのでそこまで真剣な人は少ないのでしょう。
そうなると身元確認がしっかりしていて、女性の方もそれなりの費用をかけて活動している結婚相談所がいいんじゃないか?…という気持ちになり、パーティーを主催していた会社の結婚相談所に話を聞いてみることにしました。
利用した結婚相談所
私はIBJメンバーズ横浜店を利用しました。
先に述べたようにたまたま参加した婚活パーティーを主催していた会社で、住んでいる場所からのアクセスが良かったので選びました。
結婚相談所登録から結婚するまでの流れ
話を聞くだけ⋯⋯と思いつつも入会するつもりも心のどこかにあったのでしょう。
話を聞きに行ったその日に入会を決めました。
コースを選択
自分は以下のようなコースを選びました。
・途中休会可能
・月20人までネット検索お見合い申込み可能
・何回お見合いしても追加料金なし
・月1回カウンセラーと面談
・成婚料あり(これはどのコースも共通)
というランクが上の方のコースを選びました。
お見合いはホテルのラウンジで1時間程度お話して、直接の連絡先交換は禁止、カウンセラーを通して交際希望を伝えるというものでした。
又、交際終了もカウンセラーを通して伝え、直接お断りの連絡はしないでください、との事でした。
お見合いを申し込む
入会して検索してみると、びっくり!
なかなかに綺麗な方が多く結構若い人も多かったです。
これが相談所の力か⋯⋯と感心しましたが自分はもう40歳。
そんな贅沢はいってはいられないと思い、30代前半~後半(⋯⋯といいつつ35歳くらいまで)、バツあり子供なしはOK、できるだけ顔だけで選ばない、という気持ちでお見合いを申込みまくりました。
初めてのお見合い
最初の月からお見合いOKが数件、出だし好調でワクワク。
最初のお見合い相手ははっきり言って見た目タイプな33歳のTさんでした。
お見合い場所はたしか帝国ホテル。
慣れない場所でしたが早めに行って、ラウンジの場所やメニューを確認して⋯⋯。
実際お会いしてみたら、素敵な方で話した感じもとても良くすぐに交際してみたい!と思いました。
あやうくその気持ちを直接言いそうになるのを抑えつつ、でも抑えきれず「僕はTさんと交際したい気持ちです。そのようにカウンセラーさんに言います。もしよかったら、Tさんもそう言っていただけると嬉しいです。」と別れ際ちゃっかり言ってしまいました。
このセリフは功を奏したようです。
Tさんから交際OKの返事をもらいました。
Tさんとは縁がなかったようで、その後2回デートして自分から交際終了してしまいました。
何となくフィーリングが合わないと思ったからです。
このちゃっかり技法はこの後のお見合いでも使用していました。
お付き合いしたいなと思った女性には別れ際に気持ちを伝えるようにしており、後で聞いてみるとこのセリフはやはり効いていたようです。
皆さん嬉しかったとか、けっこうOKする決め手になっていたと言っていました。
真剣交際するもなかなかうまくいかず
何人かお見合いして、バツイチ子供なしの35歳Yさんと『真剣交際』に突入することが出来ました。
真剣交際とはお互いに他の方とはお見合いしない、という状態(ネットでプロフィールが閲覧できない状態になる)にしてもらい、結婚を前提にお付き合いするというものです。
Yさんとは半年くらい交際しましたが、結局はフラれてしまいました。
その後も活動を続け、入会から1年を過ぎてしまいました。
ヤバい!と思い心を入れかえて、お相手の選び方を今一度考え直しました⋯⋯。
気づきます。
やっぱりなんだかんだ顔で選んでました。
カウンセラーさんにも言われました。顔で選んでますね?
⋯⋯はい。
もちろん顔というか見た目や雰囲気は大事ですから、外せない条件にはなりますが、『雰囲気』を重視するよう心がけました。
又、自分と合いそうかという部分に焦点をあてて考えるようにしました。
入会から1年、ついに運命の出会いが
入会から1年が過ぎ、1年3か月を過ぎた頃今の妻になる35歳Mさんとお見合いする事になりました。
お見合いは横浜にあるホテルのラウンジでした。
はっきり言って写真ではそんなにタイプではなかったので見た目は期待していませんでした。
「こんにちは。」
あれ、このむっちゃタイプの人は?なんとMさん!?話してても楽しいし、いい感じだし、お付き合いしたいとすぐに思いました。
1時間くらい時間が過ぎ、もっと一緒にいたかったのですが一応決まりだったのでその日はお別れしました。
いつもよりちゃっかり技法にも力を込めて⋯⋯。
交際OKの返事まで3日間くらい待ったでしょうか。
とてつもなく長い時間な気がしたのを覚えています。
すかさずデートの約束を取り付けようと思いましたが、なんとあさってから1週間長崎に出張じゃありませんか。
絶対明日デートしなければ、と気合を入れてメール、なんとか食事の約束を取り付けました。
そしてプロポーズ
楽しい最初の食事デートから3か月くらいまで、『真剣交際』に突入していなかったので、何人かにお見合いを申し込まれることがあり、正直なんとなく気乗りしないまま、お見合いをしていました。
そんなことしている場合じゃない!と思い、真剣交際したいことをMさんに伝えてOKの返事。
それから3か月後、横浜の赤レンガ倉庫を散歩しながらプロポーズ、OKの返事。
プロポーズの時、一つだけ条件を付けました。
もし将来二人の子供が出来た時、Mさんが自分のことを『パパ』とか『おとうさん』と呼ばないで名前で呼んでほしいと。
結婚相談所での失敗談
合わないと思ったらしっかり気持ちを伝えるべき
最初に真剣交際したYさん。
真剣交際になって割と早い段階で正直ちょっと合わないなとか、Yさんは自分の事そこまで好きじゃないかも、と思うことがありました。
その時早めにYさんとちゃんと話しておけば良かったかな、と反省しています。
そうすれば、お互いにもと早く次のスタートに行けた気がします。
自分は結果オーライですが、Yさんはどうなったかわかりませんし、知るすべもないのですが⋯⋯。
お見合いの際は相手を間違えないように
自分の失敗談ではありませんが、失敗された談として書きます。
お見合いの待ち合わせの時、よく周りに同じような待ち合わせと思われる人がいるのですが、知らない女性に「○○さんですか?」と話しかけられて、「違います。」というと横から他の男性が「こんにちは。」と女性に話かけてきました。
おそらく女性はその男性と自分を間違えたのでしょう。
このエピソードはお見合いあるあるの上位にランクインしそうですね。
間違えられた男性と間違えた女性、気まずくならないで二人の話のタネになればいいな、と心の中でほくそ笑みました。
現在婚活中の40代男性へ
自分は子供のころから現在まで、女性にもてたことは一度としてありません。
もちろん告白されたことなどもありません。
ただ、もてない男の宿命として自分から行くしかないとは思ってきました。
好きになった人には可能なかぎりアタックしよう、告白しないで後悔するより思い切って告白してフラれよう、告白しなければ可能性はゼロ、告白すれば可能性はゼロじゃなくなるから。
この考えは高校生くらいの頃から持っており、もてないながらも何人かの女性と付き合うことができました。
今でも恋愛はもちろんのこと、婚活にも通じるものだと思っています。
ただ、社会人になって年齢を重ねていくと結婚の絶対条件である『お相手』との出会いが無くなっていきます。
まして40代になると仕事も責任ある立場になり、忙しくなりますのでますます出会いが無くなります。
デートの時間も取れないことがあるかもしれません。
自分も最初は結婚相談所なんて⋯⋯と思っていましたが、いい人と出会えるならば出会いの形なんてどうでもいいじゃないかと思うようになりました。
むしろ結婚相談所の方が結婚に真剣な女性と出会えるし、素性もしっかりした人と出会えるので、普通に出会うよりはるかにいいと思うようになりました。
結婚相談所に入ったから結婚できる、なんて簡単なものではないことは事実だと思います。
相談所に入っても自分から行く気持ちは絶対必要ですし、いける人はいい人と結ばれる可能性は高いと思います。
40代の婚活している皆さん、自分から行く気持ちをもって頑張ってください!
ちゃっかり技法は今の妻にも有効でした。
かなり使えますので、やってみて下さい。
多少噛んでも有効なのは実証済みです。